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小倉(学会) [国内旅行]

5月21-22日の週末、毎年恒例の学会全国大会で九州は小倉へ。九州を訪れるのはおそらく3回目となろう。やはり印象に残っているのが、食事。懇親会で訪れた居酒屋で各種魚介を堪能したが、食べられるところすべてをおいしく供してくれることに感動した。例えば、イカの活造りは身を食べたあとにげそを天ぷらにしてくれたり、アジの刺身を食べたあとにはその中骨をからあげにしてくれたりという、2度おいしいもてなし。これはすばらしい。

もう一つ、北九州と言えば、北九州工業地帯というタームをおぼろげに思い出すが、確かに工場の町という風景が広がっていた。ホテルの窓から雨に霞むコンビナート的風景。

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le jardin bleu ル・ジャルダン・ブルー [たまTama多摩]

多摩に越して1年5か月ほど。いろいろ土地勘もついてきて多摩暮らしを満喫できるようになってきた。最近の楽しみが、le jardin bleu ル・ジャルダン・ブルーのケーキ。インターネットで検索するとすぐに出てくる多摩のスイーツ名店だそうだ。本当においしい。繊細な味ながらサイズが大きくて、満足感が高いのである。これを食べるともう一食くらい抜いてもよいのではないかと思えるほど。

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今日食べたのはサントーレ。プチシュー3個にクリームブリュレにのっているような固いカラメルがまぶされ、さらにこの生クリーム。家に帰ってそのボリュームに驚いてしまった。皿に載せて持つとずしりと重い。鼻血がでそうな満足感を得た。

ケーキを食べてしばらくしてのぞいたら外は雪。たまTama多摩カテゴリー一本目の記事が雪化粧の報告であったことを思い出す。

マッコイ・タイナー・トリオ & ICE [国内旅行]

1月15日、Blue Note Tokyoでマッコイ・タイナー・トリオ、昨日21日は吉祥寺のスターパインズカフェでICEと、生演奏づいた一週間。

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生マッコイはこれで2回目。ウィスコンシン大学マディソン校留学中の2006年10月6日にUnion Theaterで聴いて以来ということになる。当時の記録を見るとこのときは10ドルちょいの破格の値段だったようだが、Blue Note Tokyoとなるとそうはいかない。しかし、その分いい気分になれるのもたしかか。
マッコイ、4年前にも感じたが、相当におじいさん。歩くのもままならない。しかし、ひとたびピアノの前に座れば、それが豹変。軽快に足でリズムを取りながら、力強い演奏を繰り広げる。
ゲスト参加したホセ・ジェイムズ(Jose James)のヴォーカルが非常にセクシーでかっこよかった。
もっと余裕ができたら、ボックス席でディナー・コースを堪能してからジャズを楽しみたいところ。料理、おいしいんだけど、ちょっと高すぎです。

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ICEは、少し遠い親戚でかつ職場が一緒という音楽通に誘ってもらったもの。実は全然知らなかったバンドなのだが、80年代にはわりとメジャーだったそうだ。主力メンバーのギタリストが夭折してからも、ギターレスで活動を続けているそう。そのバンド構成の必然もあってか、いい意味での歌謡曲の伝統を汲んだ楽曲構成という印象を受けた。かしてもらったDVDをちゃんとみる時間がなく、ほとんど全く初見の曲ばかりだったのだが、なんとなくなつかしい感じがして楽しめた。ライブから知るバンド、というのも悪くない。

シャガール展 上野、谷中、鶯谷 [美術館・展覧会紀行]

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先日、藝大美術館で開催中のシャガール――ロシア・アヴァンギャルドとの出会いをみにいってきた(10月11日まで)。上野に美術鑑賞にはよくでかけるが、藝大美術館に入るのはこれが初めて。それほど広くはないが、天井が高く、非常に鑑賞しやすかった。到着時に入場制限がかかっていて混雑を覚悟したが、さほどではない。そのあたりの管理が上手で、上質な鑑賞空間を演出できているのかもしれない。
肝心のシャガールだが、こうしてまとめて作品をみたのは初めてだったろう。キュビズムの影響を強く受けながら、その幾何学を基調とした構図を曖昧性をはらんだ独自の世界へと発展させていく過程を堪能できた。
一方、シャガール同時代の画家たちの展示でジャン・プーニーを知り、彼の一連の作品に心打たれる。なかなか収穫の多い展覧会であった。

このシャガール展に前後して上野、谷中、鶯谷を散歩した。まずは根津駅から藝大へ向かう途中、谷中の坂と路地に感動す。あるいは、上野の甘味処みはしであんみつを買って上野公園で一休憩入れ、その後アメ横の活気を楽しむ。最後は鶯谷園の焼き肉。なんとも贅沢な一日であった。
この地域、佐々木譲の『警官の血』を読んでからいままで以上に興味を持つようになった。どうして上野公園にブルーシートの家が多いのかがよくわかったし、あの土地が持つなんとはなしに暗くあやしい雰囲気の理由を同書に学んだように思う。今度はもう少し谷中をじっくり歩いてみたい。


警官の血〈上〉 (新潮文庫)

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  • 作者: 佐々木 譲
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  • 発売日: 2009/12/24
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警官の血〈下〉 (新潮文庫)

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  • 作者: 佐々木 譲
  • 出版社/メーカー: 新潮社
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伊豆大島 [国内旅行]

先日、一泊で伊豆大島にでかけた。相模湾を見下ろす高台に建つ家で人生の大半を過ごした自分にとって、近くて遠い島だ。空気が澄んでいるときには真正面に見えながら、一度も訪れたことはなかったのだから。結論から言うと、あんなに近くてよい島はない。おすすめです。

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元町から徒歩圏の主要ビーチ、弘法浜。熱海からの高速船で大島に到着後、昼食を食べてから訪れた。ゆるーい雰囲気にいやされる。砂浜は小石が多くかなり痛いが、ひさしぶりに海に入ってめちゃくちゃはしゃいだ。

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二日目、レンタカーをかりて島を一周中に立ち寄った筆島。ここでも海水浴をしたが、弘法浜に比べれば遠浅で楽しめる。どちらの浜にも言えることだが、波は強め。こちらもトイレ、シャワーが常設完備。

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二日目の昼食は波浮港の港鮨で。地魚定食だったかな。あしたばの天ぷらがおいしい。

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おなか一杯になって波浮を散歩。こういう素敵な路地が残っています。家並みは沖縄のそれのようで、ただ歩いているだけで楽しい。

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帰りは飛行機。調布飛行場までプロペラ機で約25分。さよなら大島、また来ます。

宿泊先は大島温泉ホテル。三原山を眺めながら入る温泉が最高。料理も充実。
次回は、今回酷暑で断念した三原山登山に挑戦したい。あるいはまた、名物の椿の時期に再訪するのもよいかもしれない。とにかく、いわゆる島時間が心地よい大島。1年くらい住んでみたいと本気で思うほどによいところでした。

イカ [レシピメモ]

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今夜はイカに挑戦。イカをさばくのは初めてでどきどきしてしまった。あの感触、ちょっとくせになりそう、なんて。火を通す場合は皮をはいだりする必要はないらしく、内臓を抜いて軟骨だけ取り除けばそれでよいよう。それくらいならばいたって簡単であった。そのうち魚をさばくのにも挑戦してみよう。

具体的には、オリーブオイルににんにくを加えて香をたててからイカをいため、しばらくしてナス、またしばらくしてトマトを加え、クレイジーソルトで味付け後にふたをして若干煮るという工程。
調理には成功したものの、ちょっと問題が。どうみても一人分には多すぎるのだ。いかいっぱいでどんぶりいっぱい。まあしかし中途半端にイカを残してもしようがなかったのだから、明日も食べることにしよう。大量に作ってしまった切り干し大根の煮物と一緒に。デジャヴ。ヒデブ。

緑恋しき頃 [レシピメモ]

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今夜はゴーヤチャンプル。一応いつもながらネット検索をしてこちらあたりのレシピを下調べしたが、ゴーヤと一緒に水を加えるというあたりがいまいちぴんとこなくて、聞きかじり知識プラス自己流で作ることにした。しかし、そのレシピをよくよく見るに、豆腐から炒めるというところに興味をそそられ、これは試してみることに。炒め物は肉からと思っていたけれど、ひょっとしたらこれが成功のひけつとなったのかも。

今回一番注意したのは豆腐の水をよく切るということ。ざるの上の木綿豆腐に水を張った鍋を置くこと数分、これで大分水気が抜けたはず。これまでいろいろ炒めものを作ってきて、なるべく水っぽくならないようにするのがこの手の料理の決め手なのではないかと考えるにいたったからだ。その点からして豆腐を先に炒めるのは理にかなったことのように思われたのであった。
あとは味付けに塩、こしょうと中華鶏がらスープの素、そして最後にめんつゆを少々。大変おいしく仕上がって大満足。

他には最近よく作っているこちら、きゅうりの和え物。薄切りきゅうりにコチジャンとお酢をまぜたもの。暑いときに元気が出る感じで気に入っています。
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考えてみたらゴーヤにきゅうりとは似たもの同士の組み合わせ。でも最近こういう緑のものが食べたくなるのです。それはきっとこの残暑厳しいなか体が欲している何かを含んでいるからに違いないということにして、緑をせっせと食べる今日この頃なのでした。

スパゲティミートソース [レシピメモ]

連日の猛暑がつらく、おなかはすくのに何を食べていいかわからないというか、何も作る気にならないという日々。そんななかふと食べたくなったのが、ミートソース。夏野菜のトマトからの連想だろうか。そんなわけで昨日はずいぶん遅い昼食にカゴメ完熟ホールトマトを使ってミートソースを作った。別にこのトマト缶に特別な思い入れがあるわけではないが、裏面にミートソースのレシピがのっていてそのとおりに作るとおいしくできるのでこれを選んでしまう。煮詰めるのに少し時間がかかるが、できあがったのがこちら。
やはりミートソースは夏っぽい気がする。元気になれそう。

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ソースをご飯にかけてとろけるチーズをまぶしてトースターで焼くとドリア風どんぶりができるので二度おいしいです。夜にどうぞ。残りは冷凍して今後に活用。

Shine a Light [recommendation]


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Keep on Rolling, It's Only Rock'N Roll

学会(神戸) [国内旅行]

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六甲道でバスを待ちながら、神戸の空。

5月最後の週末、学会で神戸大学へ。数年前(調べたところ2004年10月)、同じ神戸は甲南大学にて別の学会の大会があり、そうすると約6年ぶりの再訪ということになる。ひさしぶりでびっくりしたのは、その坂の急なこと。そして、斜面の緑とそこに点在する高級住宅。本当に山の手なのだ。昨年『細雪』にえらく感動したので、少し神戸を見る目が変わったように思う。一方、2年前ゲリラ豪雨による川での事故があったが、六甲付近の急坂を目の当たりにすると、それもさもありなんという感じがしてくる。

土曜の午後から日曜の夕方までの神戸滞在のほとんどは学会会場で過ごしたが、神戸在住の先輩提供の情報のおかけでおいしい食事を堪能できた。このブログをご覧になることはなかろうと思うが、どうもありがとうございました。

土曜昼:六甲道駅そばの中華料理 四川 でマーボー豆腐定食。おいしいうえにコストパフォーマンス抜群。杏仁豆腐のデザートまでついて880円。

土曜夜:三宮高架下の餃子屋 瓢たん。餃子をつまみに酒(ビールと焼酎)を飲む場所と前もって教えていただいていたので戸惑わずによかったが、そうでなければ絶対ライスを注文していただろう。

日曜夕方:元町中華街のぶたまんじゅう屋 老祥記。「神戸に来たらここのぶたまんだけはたべなくてはいけません」とのことだったが、食べて納得。店の前の長い行列に一瞬たじろぐが、割とすぐぶたまんにありつける(こちらも先輩に教えていただいたとおりであった)。

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ぶたまんは3個より。点心くらいのサイズなので、おやつに3個はへっちゃらであろう。

またぜひ旅行にでかけて先輩推薦の店をもっと試してみたいところ。ごちそうさまでした、神戸。

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